北風さんの末路
こんにちは!愛です
今日のブログは辛口を通り越して激辛かも?!
不快な気分にさせてしまう表現もあるかもしれませんので、読みたくなければここで画面をそっと閉じて下さいね♡
『北風と太陽』の童話
旅人のコートを脱がせるために
冷たい北風をピューピュー吹きつけるか
温かい太陽をサンサンと注ぎ込むか
これって日常生活でもよく見かける光景だと、私は思います
相手を自分の思い通りに動かすために
嫌味や皮肉を言う、怒鳴る、にらむ、困らせることをわざとやる、陰で足を引っ張ろうとする北風さん
共に笑う、ほめる、喜ぶ、ありがとうと感謝する、励ます、窮地を助ける、陰でかばおうとする太陽さん
どちらの人間とつき合いたいか?と聞かれたら
断然、太陽さんに決まってますが
北風さんが、上司だったり、身内だったり、お客様だったりする場合、完全スルーで無視する訳にもなかなかいきません
その力関係を利用して、いい気になって、図に乗って、言いたい放題やりたい放題を続けてきた北風さんの末路に、ワタクシ50年間生きておりますと立ち合う機会があります
北風さんの末路に共通しているのは…
不幸な出来事に見舞われること
…ではありません
不幸な出来事って誰の人生にも大なり小なり起こること
生きるってそういうことだと私は思っています
北風さんの末路に共通していると感じるのは…
不幸な出来事に見舞われた時に
心のこもった眼差しや ぬくもりのある言葉を
誰からも かけてもらえないこと
そして、ここが北風さん独特のポイントなのですが
自分が周りにしてきた仕打ちを
今度は自分が受けるハメになってしまうホラー
以前、精神サポートをする職業の方とお話しする機会がありました
クライアントには各界の著名人も多く、その中には、仕事じゃなければ絶対に関わりたくない人柄のクライアントもいるんだとか 苦笑
もちろん、守秘義務があるので、名前や詳細まではその方は語られませんでしたが
「そういうクライアントさんから受けたストレスって、どうやって解消してるんですか」と尋ねたところ
「クライアントからお金を頂いている以上、どんなに不快な思いをさせられても、そのクライアントの幸せを願いますよ」
という答えを期待していたのですが
返ってきたのは 意外な答えでした
「クライアントの帰る背中に向かって
〝シネ!〟って呪いをかけるんです」
…すごい形相で語る姿は まるで丑の刻参りのようでした
背中から刺さる呪いの言葉=「念を背負う」とは、まさにこのことを言うんだな〜と背筋がヒンヤリしたものです
生きていれば誰だって、知らず知らず人様の足を踏んでしまうこともあるでしょう
ただ、ものには限度というものがあります
北風さんの末路を目にするにつけ
人の振り見て 我が振り直せ
自分も気をつけようと襟(えり)を正すのでした



